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宮沢賢治の名作童話ミュージカル
 
 
 
 
ぎん  が  てつ  どう    よる
 
 
 
     
■■■ファンタジーメルヘン■■■宮沢賢治生誕100年記念作品■■■
     

少年ジョバンニとカンパネルラの幸福さがしの不思議な旅。
   
 宮沢賢治がさがしつづけた永遠のテーマ。
   
みんなのための、
ほんとうのしあわせは、
どこにあるのだろう
 
  ■こどもたちの興味は
銀河とか天の川はほんとうはなんなのかを勉強
 する学校の授業。

ジョバンニをいじめるザネリとかばうカンパネルラ
 の友情。

主人公がみる幻想的な銀河鉄道の夢のシーン。

■おはなしのなぞは(みんなでかんがえてみよう)
ジョバンニがもっていたふしぎなみどりの切符の
 ひみつ。

ジョバンニが大嫌いないじめっこのザネリをとも
 だちのカンパネルラがたすけたこと。

カンパネルラがいった「ぼくのしあわせはみんな
 がしあわせになること」といった意味。


■音楽と歌
宮沢賢治がつくった曲がでてきます。
コンピューターで作った宇宙の音楽。
音楽家による本格的な歌唱による独唱、合唱、
 アンサンブル。
     

  1学校の教室で・・・。   2天気輪の丘。  
     
  今日は町のお祭りの日。ジョバンニはザネ
リにいじめられる。ともだちのカンパネルラ
はジョバンニをかばってくれる。
  汽車の窓明かりをながめていたジョバンニ
は、ふしぎな星の光と銀河の声にさそわれ
て眠ってしまう。
 
  3夢の銀河。   4さそり座の火が・・・。  
     
  気がつくとジョバンニは大好きなカンパ
ネルラと一緒に銀河鉄道にのっていま
した。
  リンゴの匂いがして、少女と青年がのって
きました。少女は悪いさそりも本当はとて
もやさしい心をもっていると歌う。
 
  5南十字星のひかりに・・・。   6いつまでも・・・。  
     
  銀河鉄道はやがてサザンクロスに到着。
旅をする人たちはみんな降りて2人だけ
が残る。が、暗黒星雲でカンパネルラは。
  川でザネリを救おうとしたカンパネルラ
が行方不明になったことを知ったジョバ
ンニはいつまでも銀河の向こうに・・・。
 

●こどもたちにわかりやすい、ミュージカルに。
●出演者は実力のある、若手オペラ歌手。
 「銀河鉄道の夜」は、宮沢賢治の代表的童話作品として、数多くのひとに親しまれてきました。とくに最近では、さまざまな側面 から賢治の再評価がなされて注目されています。ただ、こどもたちにとっては、やや理解しにくいところもあったようです。
 今回のミュージカルでは、こどもたちにも十分理解しやすく、たのしく鑑賞できるように工夫しました。
 ミュージカルというジャンルがその意味で大変効果的であるとおもわれます。賢治は、音楽劇、オペレッタ、ミュージカル等にも興味をもって、自身でも、教員時代には、こどもたちといっしょになってオペレッタをつくって、学校で上演もしました。
 宮沢賢治が、現代によみがえって、もし、こどもたちのために、「銀河鉄道の夜」をミュージカルにしたら、と想像しながら作品づくりをこころがけました。
 このミュージカル「銀河鉄道の夜」の鑑賞から、こどもたちが賢治の芸術や生涯にひとりでも興味をもっていただけたらと期待しています。
 


こちらからパンフレットと子どもたちから
届いた感想文や絵を印刷できます。

★パンフレット(PDFファイル)

★感想文・絵(PDFファイル)