ま ほう
THE WONDERFUL WIZARD OF OZ
「オズの魔法使い」は、約90年程前に
フランク・ボームが書いた童話です。世
界中の子どもたちを夢中にさせ、その後
シリーズで14冊も書かれました。
この童話が、こんなに子どもたちの興味
をひきつける大きな要因は、登場人物の
ユニークさ、面白さにあります。特にドロシー
とともに旅をする3人には、それぞれ大切な
ものが足りない欠点があります。
かかしは、脳みそがないので頭が悪い、
知恵もない。きこりは、ブリキで出来ている
ので心臓がなくて心がない。ライオンは、
みかけが強そうでも、本当は弱虫で勇気が
ない。
こんな欠点だらけの登場人物たちがまき
おこす楽しくて愉快な冒険のエピソードに
子どもたちは、自分の姿をそれぞれの登場
人物に見つけて、一喜一憂しながらお芝居
の中に自然に入っていくのです。
歌と音楽がたっぷりの今回のミュージカル
は、子どもたちをさらにふしぎな「オズ」の世
界にさそうでしょう。
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親子でたのしめるミュージカルとして全国
の学校・ホールで上演されている。
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登場人物のキャラクターがユニークで面
白い。それぞれが特徴的で愛される性格。
誰がどんな人なのか良く見分けてみるのが
大切。
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物語のテーマが、愉快なストーリー展開
の中で自然と理解できる。自分の夢や希望
は他人の力や魔法の力ではなく、自分自身
の力でかなえるもの。
ミュージカルに適した愉快な題材。歌と踊り
とお芝居が、魔法使いや動物たちやロボット
など子どもたちにおなじみのキャラクターと
可愛い少女の魅力あふれる組み合わせで
ステージに展開する。
コミカルな笑いの中に、ちょっぴり辛口の
の現代文明への批評の眼も。
ようこそ、夢の宇宙のふしぎなオズの国へ。
知恵と勇気と愛をさがす
ゆかいな冒険の旅。
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3
4
5
6
ドロシー、オズの国へ
かかしさんと一緒に
みんなでなかよく…。
オズ大王の命令は…。
とうとう魔女をやっつけて
フィナーレ
ドロシーは、夢の宇宙のふしぎなオズの
魔法の国へ入りこんでしまう。
花の魔女に教えてもらった道を行くと、
おしゃべりなかかしに出会う。
森でブリキのきこりを助けたドロシーは、
弱虫なライオンも一緒にオズの宮殿へ。
オズ大王の命令で魔女を退治に出発した
ドロシーたちは怪物におそわれる。
魔女に水をかけて退治したドロシーたち
は、再びオズ大王にお願いするが・・・。
みんなは知恵と勇気と愛をさがしあてて、虹
の橋を心の宇宙にかけることができました。
こどものための名作童話ミュージカル